食のモノコト
平成最後となる2018年の年末。年越し前に何となく蕎麦を食べたいと思い、近所のスーパーへ。実家の皆が愛する武生製麺も並んでいるので、手にして気の早いおろし蕎麦を。 生まれてこのかた年越し蕎麦は武生製麺で、大根おろし、薬味の葱、鰹節でいただくシン…
下処理済みの豚モツを手に入れたので、さてどうしましょうと考えて、定番の煮込みを。思い起こせば、僕の家はモルモンといえば焼肉の際に馴染みの精肉店で求める評判の上ミノくらいでした。子供の頃、友達が昨日の夜はこてっちゃんだったと話しても、それが…
寒くなってきたらカレーも良いけれどシチューですよねということで、シンプルなクリームシチューを。具はシンプルに鶏肉と人参、ジャガイモ、ブロッコリーで。子供の頃に母親が作ってくれたものと同じ。
中華まんと言えばその昔、大切な人と付き合う少し前の大学生の頃のことを思い出します。サークル終わりに「たまたま」帰りが一緒になり、夜道が危ないので彼女を駅まで送っていく途中、時々コンビニで中華まんを頬張りながら二人歩いたものです。そんな遠い…
昔から実家の夏の定番メニューの一つ。ツルッとした喉越しが、夏バテ気味で食欲が今ひとつな時には心地よい一品。
幼少の頃からですが、焼肉はいわゆる肉を食べるもので、あまり内臓ホルモンなどは食卓に上ることもなく、また外食でもあまり口にしなかったものです。ホルモンは何となく得体が知れないという母親の意向が大きかったからに過ぎませんが…。ですから、こてっち…
ファストフードの代表と言えばハンバーガー。マクドナルドをはじめ様々なブランドがしのぎを削る業界ですが、個人的に好きなのはモスバーガー…というよりも、モスバーガーのモスライスバーガー海鮮かきあげ。幼少の頃より親しんだマクドナルドのフィレオフィ…
子供の頃から実家暮らしだった高校生まで、実家で食べるラーメンといえば明星食品の広東風が殆どでした。赤いパッケージの醤油ベースのスープ。恐らく、母親がこれは美味しいと思ったからでしょう、当時からあった他の袋麺であるチキンラーメンや出前一丁、…
スイカといえば夏の風物詩のようなもので、お盆休みの帰省時に食べるという方も多いでしょう。もちろん僕も同じなのですが、実家ではスイカが食卓にのぼるのは五月から。理由は僕の誕生月だからということ。何をどうねじ曲げられたか分かりませんが、僕は生…
豚コマとキャベツの消費を考えて、久しぶりにお好み焼きにフライパンで一人挑戦。ひっくり返す時に失敗して無残な姿なのはお許しを。特に関西だとそれぞれの家で自分達なりのお好み焼きがあるでしょう。僕の家はシンプルで、大抵が豚コマのお好み焼き。
京都含め関西のJR沿線のコンビニはセブンイレブンの攻勢が激しいので、ある日、本当に久しぶりにローソンへ。横浜に住んでいた大学生時代、一番近いコンビニはローソンだったので、当時は何かにつけて利用していたものです。大学生男子の一人暮らし。自炊が…
社会人になって京都に戻ってきて自炊が板についてきて以来、外食は殆どしなくなりましたが、出先で珍しくはなまるうどんに出会ったので、手軽に温玉ぶっかけを。 日々の行動範囲では、丸亀製麺はしょっちゅう見かけるのですが、はなまるは京都に帰ってきてか…
僕の料理のレパートリー不足というか、チャレンジ精神の欠如でしょう、お求め安い細切れにしろ何にしろ、薄切り豚肉のメニューが疲れて帰宅した独りの夜になかなか思い浮かびません。二人暮らしの時なんかは使い勝手の良い豚肉なんてアレヨアレヨと言う間に…
幼少の頃なので1980年代後半の話ですが、鳥の唐揚げと言えばチューリップ。少なくとも家の食卓に上っていたのは殆どがこちら。小さい子供たちのためにチューリップを意図的に選んだのかは分かりませんが、鳥の唐揚げということもあって、大喜びした想いがこ…
醤油と言えば小さい頃からキッコーマンで、大人になってからも赤キャップの昔ながらのラベルが貼られたボトルタイプを愛用していました。否、特に深く考えずに手にしていたということ。 一人暮らしで自炊も習慣付いて、開封して日数が経った醤油は今ひとつ……
冬になると食べたくなるのがブリ大根。ブリ大根は鰤がメインではなく、味が染み渡った大根を頂く料理とはよく言ったものです。まぁそれでも冬の寒ブリは全くもって美味しくメインをはるには十二分すぎますが、ブリ大根では一歩引いたサブ的役割。
正月休みに福井の田舎に帰省した際に、お土産で頂いた、伯母お手製の麹漬け。好き嫌いがある一品ですが、個人的には小さい頃から冬の食卓に時々上っていた慣れ親しんだ味。鰊ももちろんのこと、カブや大根を美味しく頂くようなもの。
生まれも育ちも関西ですし、親も北陸の人間なので、大学で関東に出るまで出会わなかった料理にけんちん汁があります。二人暮らしをするようになって初めて頂いたけんちん汁。
冬の鍋の定番の一つであるアンコウ鍋。高校までの実家暮らしでは全くもって馴染みがなく、初めて口にしたのは横浜の大学時代に二人暮らしの時。 堕落した食生活を送っていた駄目人間な僕のお尻を叩くように、山の下にある大学生御用達なディスカウントスーパ…
スーパーに赤まなこのブツ切りがあったので酢の物に。水出しした昆布出汁(だし汁)、醤油、お酢でシンプルに。 ナマコ酢を初めて食べたのは、成人したすぐの頃でしょうか。今は亡き叔父の家に正月に行き、とびっきりの日本酒とともに勧められたものでした。…
母親の定番料理の一つ。見た目も少し華やいだ雰囲気になるからでしょうか、食べ盛りの少年時代のクリスマスにも何回か食卓に上ったものでした。
粉末タイプのだしの素が切れたので、年末年始に一念発起して昆布や鰹節から出汁をちゃんと取ろうと挑戦してみたのですが、働く男の一人暮らし、やはり長続きしないなぁと早々諦めモードに陥ったのはつい最近のこと。 だからと言って今まで使い続けていた小袋…
麦ご飯というか麦入りご飯を初めて食べたのは、確か大学の食堂でのこと。とにかく食べる量が多かった学生時代、同じ量の白米だと胸焼けがしてしまうところが、麦入りご飯だと何故か不思議ともたれず、お腹も満腹で良い具合だったので、密かなお気に入りでし…
正月の帰省先で何時ものように丸餅をお土産に頂いたので、お雑煮を。 年越し蕎麦もさることながら、お雑煮こそ地方地域の特色、ひいては家のこだわりがあらわれるもの。 住んだことはないですが、両親とも福井出身なので、僕にとっての家で食べるお雑煮はこ…
帰省の際に手に入れた武生製麺の越前そばで、元旦の夜は再び独りでおろし蕎麦を。住んだことはありませんが、両親の地元が福井なので、年越し蕎麦と言えば昔からシンプルなかけ蕎麦タイプのおろし蕎麦。
鍋と言えば雪平鍋と土鍋を持っているのですが、将来、その中の重い土鍋の代替として一年以上前から薄っすらと考えていたのが、昔ながらのアルマイト加工のアルミ鍋。小学校の給食、子供会の炊き出し行事、田舎の祖父母の家を思い出す黄金色の懐かしいお鍋。
久しぶりに秋刀魚のお刺身を頂き、改めて美味しいの一言。爽やかというかくどくない口当たりの良い脂身の甘さが格別。
万能鍋の一つとして三年以上愛用しているのが、深さのあるリバーライトの鉄の炒め鍋28cm。焼く、煮る、揚げる、茹でると何でもござれ。フライパンは、一人暮らしではこれ一つ。料理メニューが増える二人暮らしでは、もう一つフライパンがあったほうが便利で…
ドリアと聞くとなんかご馳走っぽくて、大切な人と最初に一緒に横浜で暮らし始めた頃に「ドリアでも作ろうか」と言われた時は嬉しかったものです。「簡単だから」と言いながらも、ホワイトソースやミートソースなどをサッと作ってオーブントースターで熱々が…
夏になると出回るオクラ。英語でもオクラはokraなんだよと小さい頃に聞きかじったことがあるもの。幼少の頃からオクラは頂いていますが、多くはシンプルにマヨネーズをつけて。それも少しだけつけてガブリといくのが一番美味しいものです。つけすぎてはいけ…