dodolife blog

ミニマリスト手前、身の丈に合ったシンプル&ミニマムな暮らし

アラフォーになって再びラジオを聴き始める

40代を目前にしたいわゆるアラフォーになって、再びラジオを聴くようになりました。テレビを観なくなって久しく、読書量も中高生時代よりかは落ちてきた今、手を動かしたり物思いにふけるながらも「ながら」行動が気軽にできるメディアがラジオであったということ。
便利な世の中になって、小銭を払えばradikoプレミアムで日本全国のラジオ番組がリアルタイムもしくはアーカイブ配信で楽しめるようになったというのもあります。

ラジオを聴くということを習慣にしたのは、実に二十数年ぶりのこと。中高生時代は神戸のKiss-FMを通じながらソウルやR&Bに触れ、MBSラジオで阪神タイガース中継を経てヤングタウンで吉本芸人さんのトークを楽しんでいました。関東で大学生になって関西のラジオを聴く機会も無くなり、対象はテレビに移り、社会人になってスマホが登場してからはテレビからも遠のいてきたという流れ。

 radiko経由でラジオをチェックし始めたきっかけは、通勤中や自宅での家事・仕事をしながら楽しめるのが単純にラジオだったということ。特に何も考えず「ながら」行動をしやすいのが耳をすませばよいだけのラジオだったということ。
2018年の2月頃ですが、ただ一つ最初のつまずきは、かつて思春期時代に楽しみにしていたヤングタウンの後継番組であろうMBSラジオの『オレたちやってま~す』や相変わらずの明石家さんまさんの『ヤングタウン日曜日』が面白いと感じなかったこと。ひとえに自分の年齢の加算のせいでしょう。

ならば他に何か番組を探そうということでエリアフリーで関東のラジオ番組をチェックしていて辿り着いたのが、TBSラジオの『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』。AbemaTVの水曜The Nightで初めて宇多丸さんに触れ、その流れでということ。良い番組だなと思った矢先に終了が告げられ落胆したのですが、次に平日夕方からの帯番組『アフター6ジャンクション』が始まり、リアルタイムやアーカイブでほぼ全てチェックし始めて一年弱が経ち現在に至るということ。

おちゃらけて下品な番組に辟易していた僕にとって、「カルチャーキュレーションプログラム」を標榜するアトロクは日々の癒しとなり、結果同じTBSラジオの『ジェーン・スー生活は踊る』と『赤江珠緒たまむずび』をチェックすることに。特に赤江珠緒さんの『たまむすび』は、良い意味で本当に何も考えずにクスッと笑いながら聴けて、文字通り癒しそのもの。

どの番組にしろ、結局は日々の社会ニュースは流れず、MCの社会的政治的な色も殆ど無いといって良いので、心穏やかに耳を傾けられるということ。テレビのバラエティ番組や色濃いニュース番組を観なくなり、その焼き直し感があるYoutuberやネット番組とはオサラバ、辿り着いた一つが大人のAMラジオ番組ということ。恐らくは、単純に僕も年をとったということに他ならないのでしょう。