dodolife blog

ミニマリスト手前、身の丈に合ったシンプル&ミニマムな暮らし

アンコウ鍋 二人暮らしの少し贅沢な冬の定番鍋料理

あんこう鍋

冬の鍋の定番の一つであるアンコウ鍋。高校までの実家暮らしでは全くもって馴染みがなく、初めて口にしたのは横浜の大学時代に二人暮らしの時。

堕落した食生活を送っていた駄目人間な僕のお尻を叩くように、山の下にある大学生御用達なディスカウントスーパーに赴き、食材を一緒に買う日々が続いていたある日、少し贅沢にアンコウ鍋でもという提案があったのでした。

 

アンコウ鍋の切り身や肝が一緒になった鍋用のパック自体もそうですが、白菜やシラタキ、油揚げや豆腐、キノコ類とかも美味しいので沢山食べてしまうので、アンコウ鍋と言えばトータル的にも自炊とはいえ大学生にとっては少し贅沢な料理。

横浜時代というか同棲時代、冬は頻繁に鍋を一緒につついていたものですが、それは何だかんだ時を経て二人とも社会人になり僕が京都に居を移しても変わらず。

 

先日久しぶりに京都に遊びに来てくれた際、スーパーで食材を一緒に見繕いながら、アンコウ鍋にしようよとの相手の声。独りならば食べない食材なので二つ返事でOK。

娘猫と久しぶりにベタベタしてるからアナタが作ってよという事で、独り台所へ。


鮟鱇といえばどうしても臭みが悩みのタネだったので、その辺りをもう少しちゃんとしようと思っての冬の定番アンコウ鍋。
鮟鱇切り身に塩を振りかけしばらく放置し、先ずはかるく湯がいてから冷水でしめ洗い。スープは初めての味噌仕立てということで、だしの素、酒、みりん、醤油、生姜、そして軽く味噌を投入。


ちゃんと下処理とスープも臭みを軽減するようにしてやれば、まぁなんとも美味しいアンコウ鍋の出来上がり。学生時代の狭いキッチンとは違い、仕込みも楽々。
センター試験の日、全国的に冷えて関西地方でも雪が舞い散り降り積もりましたが、温かいアンコウ鍋を昼間から二人で一緒に頂いた、幸せなある日の休日。冬のアンコウ鍋。僕にとっては二人暮らしの少し贅沢な味。