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ミニマリスト手前、身の丈に合ったシンプル&ミニマムな暮らし

鰹の刺身(タタキ)をマヨネーズ醤油で オトコ独り暮らしの夜の一品

鰹のタタキにマヨネーズ醤油

春から夏にかけて、鰹のタタキがお刺身パックに柵切り問わずお求め安くなっていて、夜の帰宅途中にブラリとスーパーを覗いても大抵半額辺りで売れ残ったりしているので、この時期は結構な頻度で鰹のタタキを頂いています。

大切な人と二人暮らしの時は、別に刺身パックに頼らずとも色々美味しいメニューを提案してくれたものですが、立派な中年である三十路半ばのオトコ独り暮らしにとって、胃もたれしない刺身は自炊生活にとって貴重な素材の一つ。

 

個人的に鰹のタタキが大好物かと問われれば、好きだけれども正直積極的には手に取らない食材と答えるでしょう。好みのお刺身で言えば、一に養殖のハマチ、二に寒ブリ、三にサーモン辺りが来てあと同列といったところ。諸々大好きですが…。鰹のタタキもそのまま食べるのではなく、取り敢えず漬けにして丼で搔っ食らうのが定番。

 

そんな折、仕事が忙しく、刺身を漬けるのも面倒だなぁと感じた際に、ふと思い出したのが、マヨネーズ醤油で鰹の刺身を頂く方法。思想信条別にして、山岡士郎が結婚する位までは単行本ベースでヘビーな読者だった漫画『美味しんぼ』で紹介されていた食べ方です。調べ直すと、『美味しんぼ』3巻の「料理のルール」という話で山岡士郎側が海原雄山に対して漁師の食べ方として紹介したのが、マヨネーズ醤油で食べる鰹の刺身。

 

刺身もタタキも同じでしょうと、柵切りから少し厚めに切って、疲れて帰宅した夜に搔っ食らってみました。正直、上品では決してない食べ方だとは思いますが、オトコの独り暮らしってそんなものです。個人的には生姜醤油と同等かそれ以上な風味。力強いけれど淡白な鰹が、マヨネーズの油で旨味が増し、酸味で思っているほどコテコテしている風でもなく、まぁ一味変わっているけれど美味しいの一言。

考えてみれば、シーチキン(マグロ)、シーチキンマイルド(カツオ)なので、マヨネーズ醤油で鰹を食べるのも悪くはないというか、十分有りなのかと思います。

 

分厚い鰹の刺身(タタキ)を、少し下品だけれどもマヨネーズ醤油につけて、白飯と一緒に搔っ食らう。初夏の暑い季節、働き疲れて、スーパーで半額の柵切りを買い、独りメシを喰らうオトコの日常の一コマ。明日も取り敢えず仕事頑張りますか、そう少しだけ元気付けてくれる一品。